看護過程

看護過程~#5評価~

評価

評価

看護問題に対して立案した看護計画を実施して、患者さんにどのような変化があったかを評価していきます。評価の内容としては、OPから長期目標、短期目標の達成度はどうか、TP、EPで実施した内容のうち何が目標の達成度に影響を与えているかになります。

評価の過程

評価の過程では、目標の達成度目標の達成に影響を与えた要因看護計画の修正・継続・終了の判断をしていきます。

目標の達成度

関連因子や危険因子の状態がどう変化したか設定した短期目標にどの程度近づいているかを評価していきます。達成できたかどうか到達水準達成部分達成変化なし)を評価します。そして短期目標を踏まえて、長期目標達成水準を評価していきます。短期目標が全て達成されれば長期目標は達成されるはずです。

目標の達成に影響を与えた要因

目標の到達度を評価した後は、目標の到達度に影響を与えた要因を明らかにしていきます。要因としては、患者さんの身体的・精神的状況や周囲の環境(家族、職場)、医療者側(医師、看護師、リハビリetc)の行動など様々な要因があります。これらから目標達成を促進した要因、目標達成を阻害した要因を明らかにしていきます。

看護計画の修正・継続・終了の判断

目標の達成度、達成に影響を与えた要因を明らかにしたら、その結果をもとに看護計画の修正・継続・終了の判断をしていきます。

看護計画の修正・継続・終了
  • 修正:どんな項目を追加し、修正するのかを判断する
  • 継続:今まで通りの看護計画を継続する
  • 終了:看護計画を終了する

看護計画評価の注意点

リスク型看護問題の場合

危険因子全て解決した場合にのみ看護計画を終了することができるため、簡単には看護計画を終了することができません。退院後も継続した問題となることも多く、退院指導などが必要となってきます。

看護問題が患者さんの状態に合っていない場合

アセスメントし、看護計画を立案した時期患者さんの状態が異なっている場合などは看護計画を修正、終了します。例えば、看護計画立案時は、退院に向けての生活指導を予定していたが、経過中に脳梗塞を発症してしまった場合などは、退院に向けての看護計画は終了し、新たに脳梗塞に関連する看護問題を立案する必要があります。

看護計画が終了しないまま退院となる場合

看護計画が終了していないということは、実在型看護問題、リスク型看護問題、ヘルスプロモーション型看護問題のいずれかが解決していないということであり、退院後も継続したアプローチが必要となります。転院施設在宅等でも継続することができる退院指導が必要となります。

評価が終了したら

看護計画の評価が終了したら患者さんが退院するまでは看護過程の5つのステップの最初に戻ります。サイクルを回し続けて患者さんに看護を提供し続けていきます。